Subtitles · セットアップガイド

一度設定すれば、
あとは忘れていい。

インストールは 1 分で終わります。初回起動はもう少しかかります。何かに字幕を付けられるようになる前に、音声モデルがダウンロードされるからです。その途中に、何も言わずに失敗しうる工程がひとつあります。このページがあるのは、主にそれを 1 時間ではなく 10 秒で見抜けるようにするためです。

Mac のデスクトップの下寄り中央に表示された Subtitles のオーバーレイ。「字幕はすべての上に乗り、クリックを奪うことは一度もない」と表示されているところ
目指すのはこの状態です。画面にすでにあるものの上に、オーバーレイが乗っている。

始める前に

  • macOS 14.2 以降、Apple silicon 搭載機。アプリ全体が 14.2 で登場した Core Audio のプロセスタップという API の上に成り立っています。Intel Mac ではそもそも動かず、アップデートで変わることもありません。字幕そのものに、それより新しい OS は要りません。macOS 15 が必要な機能はリアルタイム翻訳だけで、Apple の翻訳機能がそれを求めるからです。
  • ディスク約 600 MB、一度だけ。音声モデルはダウンロードには含まれていません。初回起動時に取得して、そのまま保持します。ラテン文字のパックが 583 MB、その他すべての言語をカバーするほうが 633 MB です。
  • 数分間のインターネット接続、一度だけ。そのダウンロードが済めば、アプリはオフラインで動きます。その後に行うネットワーク通信は、断ることもできる日に一度の新しいバージョンの確認と、ライセンスキーを入力してからは月に一度のそのキーの確認だけです。
  • 7 日間。最初の字幕から数えます。試用が始まるのはインストール時ではなく字幕が出始めたときなので、ダウンロードとモデルの取得は日数に数えられません。終わってもアプリは動き続け、キーが入力されるまで、30 分の休みをはさんで 5 分ずつ字幕を出します。

初回起動

「アプリケーション」にドラッグして開きます。Dock のアイコンもなく、配置に悩むウインドウもありません。アプリがあるのはメニューバーの中だけです。最初に出てくるのは短いようこそ画面で、アプリが三つの仕事をこなすところを見せてくれます。

Mac のデスクトップに開いた Subtitles のようこそ画面。字幕付きの通話と、「多言語をダウンロード中」と表示されたプログレスバーが見えている
初回起動、ダウンロードの途中。下のバーは、モデルが届きつつあるところです。

その裏でモデルがダウンロードされています。その間、メニューバーのアイコンには脈打つドットが付き、メニュー自体にはパーセントとファイル数が出ます。初回起動は数分、二回目以降は数秒です。

気づかないうちに失敗する工程

macOS がシステム音声を録音する許可を求めてきます。そのダイアログを見逃したり、閉じてしまったりしても、それを教えてくれるものは何もありません。Core Audio は成功を返し続け、タップは動作中と報告し、バッファは正しいサイズと間隔で届き、そしてサンプルはひとつ残らずゼロです。どこにもエラーが出ないので、アプリはインストール済みで正常に見えたまま、ただ何ひとつ字幕にしません。

字幕も出ず、エラーも出ないなら、まず間違いなくこれです。メニューにオーディオ権限を確認…があり、システム設定の該当パネルを開きます。「プライバシーとセキュリティ ▸ オーディオ録音」で Subtitles にチェックが入っている必要があります。許可が下りているかを知る API は存在しないので、このアプリも知っているふりはしません。

「オーディオ権限を確認…」が選択された Subtitles のメニュー。上部の行には「Subtitles に音が届いていません。音が鳴っているなら『オーディオ権限を確認』を見てください」と表示されている
メニューの一番上がそう言っていて、直し方はその二行下にあります。

アプリがある場所

macOS のメニューバー。メニューを開いているあいだ、Subtitles のアイコンが強調表示されている
メニューを開いているあいだ、アイコンは点灯しています。

字幕にする音

「システム音声全体」。これが初期値で、設定は何も要りません。ひとつのアプリに絞りたい場合は、同じメニューにいま再生中のものが並びます。その選択は、変えるまでそのままです。

言語 / モデル

「自動判別」が先頭にあり、16 言語をカバーします。英語には速度と精度のバランスが異なる専用モデルがあり、ほかの言語はひとつの多言語モデルが受け持ちます。同じパックの中で移るのは一瞬、パックをまたぐともう一度ダウンロードになります。

翻訳先

言語を選ぶまでは「オフ」で、選ぶとその言語で字幕が届きます。16 言語のどれからでも別のどれかへ、Mac の中で、Apple の翻訳機能を通して。すぐ下の「翻訳のタイミング」が、文がまだ話されている間に何を見せるかを決めます。どちらの項目も macOS 15 が必要で、それ以前では現れません。仕組みはこちら。

知っておく価値のあるスイッチ

「音声以外をスキップ」は音楽が架空の歌詞になるのを防ぎます。「話者が変わったら新しいボックス」は初期状態でオフで、通話ではオンにする価値があります。「ポインタの下を透かす」はオーバーレイが下のものを隠さないようにします。「画面共有・収録時もオーバーレイを表示」はオンで、これを切ると画面を録画するものすべてから字幕が外れます。

設定

ボックスの大きさ、不透明度、何行残すか、履歴をどれだけ持つか。すべてモックアップではなく本物のオーバーレイでプレビューされます。モデルのキャッシュも同じウインドウから消せます。

試用とキー

「設定…」の上の行は「試用期間:残り N 日」「ライセンスキーを入力…」「ライセンス認証済み」のいずれかで、ライセンスのウインドウを開きます。領収書や Gumroad のライブラリからキーをそのまま貼り付け、大文字小文字や空白を問わず、「認証」を押すと、ウインドウがその結果をその場で示します。「キーを購入」と「購入したキーを探す」も同じウインドウにあり、1 つのキーで使っているすべての Mac をまかなえます。

Subtitles の設定ウインドウ。字幕ボックスのライブプレビューの下に、行数・背景の濃さ・ポインタで透かす・直近のボックスのスライダーが並んでいる
どのスライダーも、動かしているあいだのプレビューは本物のオーバーレイの上です。モックアップではありません。

5 つのキー

オーバーレイはクリックを一切奪わないので、そのまま突き抜けて作業できます。キーボードに求めるのは、これだけです。

  • ⇧ を押しながらドラッグでオーバーレイを動かせます。置いた場所は覚えています。
  • ⌥ を押しっぱなしで、閉じた字幕を呼び戻してさかのぼれます。出ているあいだに ⌥F を押して文字を打てば、その中を検索できます。
  • ⌃ を押したままにすると、翻訳中でも下に元の言語が見えます。押している間だけです。
  • ⌥⌘S で字幕を一時停止し、また再開します。
  • ポインタを載せると薄くなるので、何も動かさずに下にあるものを読めます。

うまくいかないとき

字幕がまったく出ず、エラーも出ません。
十中八九、オーディオ権限です。メニューの「オーディオ権限を確認…」を選んで、「オーディオ録音」で Subtitles にチェックが入っているか確かめてください。失敗が無言なのは API の仕様であって、こちらの選択ではありません。権限を拒否された状態と、ただ音が鳴っていない状態は、アプリの内側からはまったく同じに見えます。
字幕は出るのに、言葉が違います。
どのモデルが読み込まれているか見てください。「自動判別」はいちばん手軽ですが、いちばん正確ではありません。英語しか聞かないなら英語モデルを選ぶと効きますし、遅いほうを選べばもっと効きます。固有名詞、専門用語、略語はどんな音声認識でも間違えやすいところで、これはどの設定でも直りません。
音楽が歌詞になってしまいます。
「音声以外をスキップ」(VAD)がオフです。オンに戻すと音声認識の手前で音声検出が働くので、伴奏がそこまで届かなくなります。初期状態ではオンです。
メニューに「翻訳先」がありません。
お使いなのは macOS 14 です。翻訳は macOS 15 で登場した Apple の Translation フレームワークを使うので、それより前ではこの 2 項目はグレーアウトではなく、そもそも現れません。このページのそれ以外は 14.2 でもそのまま動きます。
読んでいる最中に翻訳が書き換わります。
それは「常にリアルタイム」です。更新のたびに文全体を訳し直すので、遅れは出ませんが、画面のどこもまだ変わりえます。もう一方の選択肢が「翻訳のタイミング」▸「すぐ表示、あとで確定」です。まだ動きうる文字を淡くしておき、落ち着いたらそのままにするので、はっきり見えている文字はもう変わりません。
オーバーレイが、見たいものを覆っています。
⇧ を押しながら別の場所へドラッグするか、ポインタを載せたままにすれば薄くなります。どのくらい近づいたら反応するかも、どこまで薄くなるかも設定できます。手の届かない場所に行ってしまったら、メニューの「オーバーレイの位置をリセット」で戻せます。
Mac がスリープしたあと、字幕が止まりました。
メニューから「Subtitles を一時停止」を選び、「Subtitles を再開」でまた始めてください。それで音声の取り込みがやり直されます。ほかの操作に反応しているなら、終了させるより速いです。
ディスク容量を取り戻したいです。
試したモデルはすべてダウンロードされたまま残ります。「設定」▸「モデル」の「モデルのキャッシュを消去…」を使うと、使っていないモデルが削除され、どれだけ空いたかが表示されます。使用中のモデルには手を付けず、削除したモデルも、選び直せばもう一度ダウンロードされます。
試用が終わったと表示されます。
アプリは動いていて、5 分ずつ字幕を出します。最初の字幕で 5 分の枠が始まり、枠が閉じるとボックスがそう伝え、アプリは 30 分休んでから、ひとりでにまた字幕を出します。休んでいるあいだ、アイコンは一時停止中と同じように薄くなり、メニューが字幕の再開時刻を示します。「Subtitles を再開」は字幕ではなくライセンスのウインドウを開き、「設定…」の上の行も同じです。領収書や Gumroad のライブラリのキーを入力欄に貼り付けて「認証」を押すと、ウインドウがその結果をその場で示し、キーが通った時点で字幕が戻ります。設定も直近のボックスもそのままです。
再インストールした、または新しい Mac に移った。キーはどこにありますか?
Gumroad からメールで届いた領収書と、ライセンスのウインドウの「購入したキーを探す」が開く Gumroad のライブラリにあります。1 つのキーで、お使いのすべての Mac に使えます。同じ Mac での再インストールでは何も変わりません。キーと試用の開始日はキーチェーンに保存されているからです。オフラインで入力したキーは 72 時間使え、ネットワークが戻り次第確認されます。

1 分で設定して、あとは邪魔をしない。

14 日間、理由を問わず返金します

7 日間無料、その後は $19 の買い切り、今後のアップデートはすべて込み · macOS 14.2 以降 · Apple silicon
その Mac を使っているあいだ、リアルタイム字幕は無制限です。利用時間の追加購入も、アカウントも、サブスクリプションもありません。